はじめまして!なぎと申します。
おいしいものを作ること・食べることが大好きで(お酒を飲むのも大好きです!)、
現在は一般企業の事務OLとして勤務する傍ら、食に関するビジネスについても勉強しております。
この度、大好きな食にまつわる発信をしていきたいなと思い立ち、ブログを開設いたしました!
ここに至るまでの経緯を含めまして、簡単に自己紹介をさせていただきますね。
食べることが大好きな子供時代!むっちりまんまる少女へ…
私は自然豊かな田舎の農家の娘として出生しました。
我が家は昔ながらの2世帯住宅で、両親が仕事で不在の時には、
祖父と一緒に畑仕事をしたり、祖母の料理のお手伝いをしたりする機会が多くありました。
今思うと、食物を育てるところから食べるに至るまで、ふれあう時間の多い環境だったなぁと思います。
また、父が自営業で食品加工業を営んでいたこともあり、
そのお手伝い(1000本ノックばりの大量卵の殻剥き)や、新商品の試食等、食品製造の側面にも触れながら育ってきました。
そんなこともあってか、昔から食べることと料理をすることが大好きでした。
実家では、自分で創作料理を作って家族に振舞ったり、お菓子を作っては友達に配ったりしていました。
料理するのも食べるのも大好きな私だったのですが、食べ盛りを迎え、
食べる量も増加すると共に体重もぐんぐん増加。
中学からは運動部には所属していたものの、更にその分とんでもなく食べていたので、
日に日にがっちりむっちり体形になっていきました。
過度なダイエットで体に異変が…!
中学生にもなると、徐々に自分の体形が気になり始めてはいたのですが、
それでも大好きな食べることと天秤にかけたら、断然食べるのが大事!
「まぁ部活もやっているし、その分そんなに増えもしないし、維持できてるからOK~!」
とか、テレビのダイエット特番等を見ては、
「私はまだこんなに太ってはいないから大丈夫だな…」
とか、謎のメンタルコントロールで、常に好きなものを好きなだけ食べていました。
しかしながら、そんな時間にも終わりの時はやってくるものです。
中学3年生の夏に部活動を引退し、
今までは「運動しているから」と思って何も気にせずに食べたいように食べていましたが、それが叶わなくなってしまいました。
そして追い打ちをかけるように、周りのスタイルの良い女子達の
「部活やめたからダイエットしなきゃ~」
という言葉が、耳に入ってくる入ってくる。
実際に皆が給食のご飯を半分残したり、牛乳を飲まなくなったりしているのを目の当たりにし、
「私もこのままではまずい!」と思い、ダイエットに目覚めました。
当時私が行ったダイエットというのが、
その頃流行っていた「リンゴダイエット」など、特定の食材だけ食べるダイエットや、
食事は1日にクリーム玄米ブランや野菜だけ食べるなど、とにかくカロリーを制限する無理なダイエットでした。
それに加えて、部活が無くなったことの焦りから、DVDを見ながらエアロビを毎日1時間行ったりと、
今思うとかなり身体にダメージのあるダイエットを続けていました。
そんな生活をしていたので、体重はみるみる減っていきました。
周囲からも「やせたね!」と頻繁に言われるようになり、嬉しさから更にダイエットを加速させていきました。
しかし、それと同時に身体機能のあらゆる所に下記のような支障が出始めたのです。
・平熱ががくんと下がり、常に爪の色が紫色になった
・月経が全く来なくなった(結局、大学1年生までの通算4年間くらい無月経になりました)
・髪が抜け、パサパサになった 等々
今思えば、まだ未成熟な身体に、必要な栄養素が行きわたっていないため当然のことではありますし、
痩せたとはいえ単に体重が減っただけで、非常に不健康な減量だったと思います。
親からは何度もちゃんと食べるように言われていたのですが、素直に耳を傾けることも出来ず、
身体は日ごとにぼろぼろになっていきました。
しかし当時の私は、折角減った体重が戻る恐怖から、なかなかその生活を抜け出すことが出来ませんでした。
ただ、どんどん悪化していく身体の様子に、さすがにこのままではまずいかも!と思い始め、
「減った体重を元に戻せば身体も元に戻るはず!」という気持ちで一気に食事量を増やしました。
簡単には戻らない身体と後悔
食事量を増やしたことにより、ほどなくして体重はダイエット開始前の状態に戻りました。
しかし、自分の想像とは相反して、戻ったのは体重だけで、身体の状態は全く変わらなかったのです。
この時に、一度失ってしまったものを取り戻すのは、想像しているような簡単なものではなく、
とても繊細で、時間のかかるものだったのだと痛感しました。
同時に、無理なダイエットをしてしまったことへの後悔の念がこみ上げて来ましたが、
焦っても仕方ないと気持ちを切り替え、同じような無茶なダイエットはしないと心に決めて、その後の高校生活を送りました。
無月経状態は変わりませんでしたが、極端なカロリー制限をやめ、しっかりたんぱく質と糖質をとることで、冷えの症状は徐々に落ち着いていきました。
この時に、食べているものが身体を作っているんだなぁということを改めて実感しました。
この経験がきっかけとなり、栄養や健康に強い興味を持ち、
食品の栄養素や生化学等を幅広く学べる生物化学系の大学へと進学しました。
初めての1人暮らしと食生活
大学で1人暮らしをしてからは、自分で好きな食材を買って調理する楽しさに目覚め、
ほとんど自炊のみで過ごしていました。
この頃になると、漢方も飲みながらではありますが正常に月経が来るまでに身体は回復していました。
ただ、お金は無限にあるわけでは無いので、買える食材はほとんど固定化されていました。
更に、安くお腹が満たせるものとなると、炭水化物がメインの食事になってしまい、
一時期はたまごかけご飯(白米2合)、食パン1斤と牛乳など、今考えると末恐ろしい食事もしていましたね…(笑)
そんな食生活をしていたので、体形はぽっちゃり気味でした。
大学で栄養学を学んでいるのに、そんな不健康な過食をしてしまうことに後ろめたさもあったため、
この頃に改めて普段の食生活にフォーカスしたや栄養・健康についての知識を学びたいと思い、食生活アドバイザー2級も取得しました。
おかげで、過食してしまった時には焦らず冷静に原因分析が出来たり、
日々の食事のバランスについても考えながら買い物・自炊をすることが出来るようになりました。
やっぱり、知識は人の暮らしを豊かにしてくれるものだなぁと感じます。
はじまる結婚生活と衝撃のお義母さんご飯
社会人になってからは、少しお金に余裕も出てきたので、食に対する正しい知識と、実践できる経済状態を得て、ここへきてやっと安定したバランスの食生活を出来るようになった気がします。
大学ではぽっちゃりしていた体形も、自然と余分な脂肪が落ちていき、体形を気にし始めた中学生以来過去最少の体重となりました。
食べるのが大好きで、健康や栄養に興味があったのに、理想的な食事を食べられるまでに非常に時間がかかったなぁとつくづく思いますし、
あんなに我慢して頑張っていた時よりも、ストレスフリーで減量できてしまったので、なんだか拍子抜けしてしまいました。笑
そしてここで更に、私の食生活が激変する出来事が起こるのです。
当時、就職を機にお付き合いした男性がいたのですが、お付き合いからほどなくしてその彼と一緒に暮らし始めました。
人生で誰かと2人で暮らすのはこれが初めてでしたが、
彼も私と同じく食べたりお酒を飲むのが大好きで、私の食へのこだわりを理解してくれたり、
食事の重要性への価値観が一致していたため、より一層料理に気合が入りました。
その彼とはそのまま結婚に至り、相も変わらず一緒に食事を楽しむ暮らしを送っていたのですが、
ふとした時に彼のフェイスラインが少し丸くなってきたな~と感じ始めました。
彼は元々痩せ型だったので「最近太ったかな?」くらいに思っていましたが、
試しに体重を計ってもらったところ、なんと同棲を始めてから1年間で+10kgまで増加していたのです。
健康診断の結果も、昨年よりコレステロール値や中性脂肪の値が高くなっていました。
はじめは、
「まぁ男の人は皆20代後半から太るよね~!」
「最近飲み過ぎ&おつまみにスナック菓子食べ過ぎているからこうなったんだな~」
「健康のためにも少し痩せて欲しいなぁ」
などと、他人事のように考えていました。
しかし、ある時彼の実家でお義母さんの作るご飯をご馳走になった時に、衝撃を受けたのです。
毎食一汁三菜以上の品数、栄養バランス最高、器も素敵で、視覚も味覚も満たされる感動的なご飯。
私が来るから張り切って下さったのかな?と思っていましたが、
彼曰くこれが日常的なご飯だったとのこと。
その時初めて、
「もともと実家暮らしだった彼が、同棲を機に急激に太ったという事は、私のつくるご飯に問題があるのでは…!?」
と感じました。
振り返ると、私のご飯は野菜が圧倒的に少なく、彼が好きな味付けだからと、
レパートリーはこってり、揚げ物、お酒に合う濃い味付の食事が続いていたことに気付きました。
確かに私も同じメニューを食べてはいるものの、自分の分は量を腹八分目に調整し、
彼には沢山食べて欲しい気持ちからたっぷりと盛り付けていました。
また、外食も多く、ラーメン、インドカレー、お寿司などなど、
週に一度は2人のご褒美デー!と称して、夜でもがっつり食べていました。
たしかにご飯を沢山食べるのは良いことだけれど、
「このままでは彼を病気にしてしまう!!」
と、ヒヤリとしたのを覚えています。
食生活大改革!そして変化する身体
この時から、自分も大切な人も、生涯健康でいるための生活をしたいと本気で思い、
身体に悪いものを減らし、栄養価の高い食事をとることに目覚めました。
とはいえ、手間をかけすぎて継続出来なかったり、
身体に良いものを買うために食費が急増するのは避けたかったので、
旬のお買い得な食材を使ったり、調味料や工程を極力少なく食べられる食事を意識していました。
野菜をしっかり食べ、簡単でも一汁三菜で満足感のあるご飯を作る点だけは死守した結果、
禁酒やハードな運動はせずとも、夫の体重は徐々に落ちていき、‐10kgを達成することができました!
私自身も、体重はしっかりとキープし、肌荒れが改善したり生理周期の安定等、身体の調子が良くなっていきました。
ごく当たり前の事ではありますが、
栄養バランスのとれた食事を適量とることが、何よりも健康に与える影響が大きく、
そして精神的にも安定していくことを、身をもって実感しました。
かなり遠回りで後悔した部分も沢山ありますが、
思春期にダイエットで失敗したり、同棲した彼を太らせてしまったような経験があったからこそ、
思い立って改善すればその分だけしっかり結果が出ることを、痛いほど痛感できました。
どんな食材も悪ではなく、健康面で敬遠されがちなスイーツやアルコールも、その食べ方をコントロール出来れば、人生を豊かにすることが出来る非常に魅力的な食品だと思っています。
そしてコントロールをするためには、普段しっかりと栄養のある食事をとって、
身体も心も満たされていることが大切だと身をもって体感しました。
これからの目標
これらの自分の経験を元に、健康的に美味しく食べることの楽しさや、それによって心身がどんどん良い方向へ変わっていくことを、沢山の人に発信していきたいと思っています。
また、身体の健康面だけではなく、食がもっと楽しくなるような心の健康面に影響を与えるような知識や、おすすめグッズの紹介等もしていければと思います^^
そしてその情報を見た方々に、食事と心身の健康の結びつきを感じていただき、
もっともっと日常の「美味しい食事」を楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。
また、私と同じように焦りから無理なダイエットをしてしまったり、度々過食をして後ろめたさを感じてしまう…という人に、
健康的な食事をすることでしっかり改善出来るということを知ってもらい、
「食べることは悪ではない」という安心感をもっていただけたらと思っています。
以上、長文となってしまいましたが、ここまで御覧いただきありがとうございました!
食に関連した幅広いコンテンツを発信していきたいと思いますので、是非今後の投稿もご覧くださいね♩
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